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239:マリナーの訃報に触れて

2016/10/04 (Tue) 03:30
 マリナーが亡くなった。
僕が小遣いで買った初めてのバッハのCDはマリナーだった。
アカデミー室管との管弦楽組曲1~3番。
もう25年以上も前のこと。
20161004s

 若い頃に聴くCDというのは、だいたい、老けてから
振り返ったときにどう感じるかは別として、その曲を
考える上での一つの基準となることが多い。 
その録音を基準として据え置いて、他の録音はすべて
その録音と比較される。 速い(遅い)だの、どこそこの
フェルマータが長い(短い)だのと考えるようになる。
 僕にとってマリナーの振る管弦楽組曲は、ゲーベルの
演奏に出会うまでの数年間、僕の中で一つの基準として
君臨した。
 僕にとってマリナーの最初の印象は、イギリス人らしく
(これも偏見だが)、とても正確な演奏で、終始アクセントが
効き過ぎてしまっているように感じる、裏を返せばやや
面白みに欠けるなといったところだった。
しかしこの録音が、サーストン・ダートとともに考証を行った
ものであったことを知るのはかなり経ってからのことになる。

 マリナーは今年4月に来日したばかりだった。
92歳と高齢でもあり、今回の訃報に特段の驚きやショックは
正直いってそれほどでもないが、自分の青春時代を彩った
曲を奏でてくれたアーティストがまた一人いなくなって
しまったという寂しさが残る。
 若い頃は、(当たり前だが) ほとんどすべての指揮者や
演奏家が自分より年上であり、 仰ぎ見ることのできる大人が
いることに誇りと安心感があった。
 これからは若い演奏家や指揮者の中に、自分が若い頃に
描いていた曲の理想を実現してくたり、これまでなかった
曲の解釈や、新しい発見を与えてくれることに悦びを
見出していくことになるのだろう。
 そのような考え方に、少しづつ、少しづつ、切り替えて
ゆくことのできる自分も、また心地よい。

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